The SHAKESPEARE TAROT

シェイクスピア研究家による新鋭芸術さながらのタロット
Knight of Staffs-ジュリア
「ジュリア」はシェイクスピアの初期の劇作品。通常は「若い男性」が描かれる札に、強いて自らを守る若い女性を登場させている。また名画のコラージュにもなっている。
Seven of Cups-ベロウネ
当方個人的に7of Cups の図像が気に入り。妄想婦人。箱の中の男性は彼女がとじこめているというイリュージョンのようです。
Queen of Cups-クレオパトラ
当方個人的にアルカナの絵としては、こちらのクレオパトラが気に入りました。毒蛇に胸をかませて死にゆく王妃の首から下がもはや壊死している。ピラミッドがボトムから心臓がやぶれるイメージで引き裂かれている、まるで飛び出す絵のような図像は圧巻。
以上、ざっくりシェイクスピア作品を検索しながら進めさせて頂きました。 フリーメイソンをほうふつとする「目」のモティーフも多く登場。すべてのアルカナにヘブライ文字と対応惑星についての解説があり、カバラ、錬金術をも網羅しています。用語に至ってはオックスフォード大辞典を典拠とするというシェイクスピア研究者でもある作者兼メイカーChris Leed氏の逸品です。このまさに神秘のアルカナ、どうぞお手元に置いて、じっくり何度でも時間をかけてご覧になってみて下さいね。
アルカナ19「太陽」がリア王!? なぜ? 王が牢獄の中で「太陽の下へ出よう!」そう言ったシーンがあるらしい。牢獄の中での太陽・・シェイクスピア研究家だからこその、誰にもまねのできない「太陽」というアルカナ。偉大な劇作家の魂を乗せた、これがこのタロットの素晴らしさです。
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さらなる詳細は書籍にて・・The SHAKESPEARE TAROT Key-シェイクスピア・タロットの鍵
※タロットマスターズワールドのインターネットタロット美術館でも全画像をご覧いただけます。メイカーの許可を得て
掲載しております。皆々様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。